あなた「薬、持ってきてあげたよ」

薬を持ち、高杉が寝ている部屋へ入った。






あなた「自分で飲めるよね?」

高杉は黙った。

あなた「ていうか飲んで?」

高杉「んだよ…こういうときはあれだろ?飲ませてくれるんだろ?」

あなた「鼻から水入れてやろうか?」

高杉「愛がねぇ。俺に拷問なんて似合わねぇぜ?俺がやる分には似合うがな」

あなた「…薬飲むだけに愛なんているか?」

高杉「いる。古代の人は風邪引きの奴に口移しで薬を飲ませていたもんだ」

あなた「そりゃあんたの想像だろ!?そんな古代人イヤだ!何か?男しか居ないところで男が風邪ひいたら男が口移しってか!?」

高杉「いや違う。他のところから女を連れてくる」

あなた「めんどくせぇな!おい!!」

高杉「めんどくさくねぇぜ?女が来てくれんだ。風邪ひいた男がいればなすぐに飛んで来るんだよ」

あなた「すげぇなおい!女って何!?風邪ひいた男を電波とかなんかでキャッチすんの!?」

高杉「すげぇな…」

あなた「てかあんたが言ったことなのに何感心してんの!?」

高杉「まぁ、それより俺に薬を飲ませてくれ」

あなた「自分で飲みなさい!」

高杉「ゴホゴホッ…。あー辛ぇ…辛ぇなぁ…」

あなたはそんな高杉を見かねて…

あなた「しょうがないなぁ…。一回だけだよ?」

高杉「あぁ」

口元を上げる高杉。

あなた「けど、薬だけは普通に飲ませるから。水だけだからね?」

高杉「わぁったよ」

あなたは、高杉の口に錠剤を入れて、自分の口に少量の水を入れる。
そのまま高杉に近づいて、キスをする。
高杉に水を口移しで飲ませる。
やっと終わったかと思い、唇を一度離すが…

あなた「んーっ!?」

高杉が、あなたを引き寄せ無理矢理キスをした。

高杉「…っ。ご馳走様」

あなたの唇をペロリと舐めてやる。
するとあなたはどんどんと赤くなる。

あなた「なっ…なっ!!」

高杉「すげぇうまかったぜ?口移しの薬はよぉ」

あなた「変なこと言うな!」

高杉はニヤつく。

高杉「俺は、正直に言ってんだぜ?」



あなたを抱きしめ、高杉はあなたの耳元で囁いた。



「今度は俺がしてやらぁ…最高の薬をよぉ」



拍手を押してくださりありがとうございます!
次は、『木下とあなた』のお話です



一言あればどうぞ!

あと1000文字。