「お〜γ!酒ばっか飲んでると身体に良くないぞ〜!」

いや…ワインをグラスに注がずにそのまま一気飲みしてるアンタに言われたくねぇって。

「…俺より逞しくて男らしいじゃねぇか」

「何だと〜?!か弱い乙女に逞しくて男らしいとはなんだぁ?!」

ボソッと呟いた言葉が聞こえていたのか俺の隣に座って絡んできた。
完全に悪酔いしてやがる…。

「大体なぁ、私はお前の身体を心配して言ってるんだぞ!毎日毎日酒飲んで…」

「それはアンタも一緒だろ!」

「ちがーう!私は酒だけでもお前は煙草も吸うだろ!」

うっ…それは確かにその通りだ…。
だからって酒を俺以上に毎日飲んでるアンタには言われたくねぇ!
反論しようと思ったら、暑いとか言って服を脱ぎだした。
俺がそれを止めさせようとすれば抵抗してくる。
そして勢い余って俺等は絨毯に倒れ込んだ。
この体勢は非常にまずい…傍から見れば俺が押し倒して襲ってる様に…

「おい、γ…」

「ねぇ、γ。こっちに…」

よりにもよって幻騎士とボスに見られたー!!

「…邪魔した」

「お楽しみ中にごめんなさいね〜」

「ち、違う!これは…!!」

それからボス伝いで俺等ができてるとファミリー中に流れた…。

(ジッリョネロ時代。ヒロインはγの上司です)


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