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↓注意事項/パラレル/下書き/肉食解禁/だったりします。



「なあ」とテーブルの上の代物をみながらグレイは口を開いた。
 みんながこちらを振り向く。
「ちょっと不謹慎じゃないのか?
 "牧場物語"でやきにくって」

「あはははは!」カレンが声を出して笑った。
「いまさらなにを言ってるの。打ち上げといえば焼肉じゃない?」「だけど――」グレイが納得できないように口を挟む。
「いや、それ俺も思った」そう言うのはカイ。「でも言えないだろ。やきにくいいねーのあのノリの中で」
「あ、それ言い出したの多分俺」と隣でピートが手を縦にしてあやまる。「お前かよ!」グレイが叫ぶ。

 リックがこほんとせきをする。「まあ、なにはともあれ乾杯する?」
「マリーちゃんとポプリちゃんは未成年だったよね?」二人分のコーラをドクターは注ぐ。
「あ、今日車なんで僕もコーラで」クリフがつけたした。「えー! クリフ君いつ免許とったの?」エリィが聞く。
「この間の休みの時」言いかけてすぐにみんなの『かんぱーい!』慌ててコップをあげた。

「あれ? そっち肉少なくね?」隣の鉄板をみてピートが言う。「あ、私は……」とマリー。
 ランがつけたすように「マリーは本当にベジタリアンなんだよ」「嘘!」
 マリーは慌てて「いや、食べれるし嫌いなわけじゃないんだけれどね」
「この撮影が始まってから、やっぱりね」「だとよ」とカイは意地悪くリックとポプリに言う。二人は鶏のからあげを食べていたところだった。

「あーでも私も分かる気がするなー」とクレア。「もしもし、レバーさっき追加したの誰だっけ?」ドクターがクレアのほうを見ずに言う。
「私は焼肉すきだし、罪悪感もわかない。けれどやっぱり撮影に使っていたあの子たちは食べれないと思う」そういってクレアは牛や羊の名前を言う。台本通りの名前の子もいれば、自分達で勝手に名づけた名前もある。
 みんなが少しだけ喋るのを止めた。クレアはそれに気がつかない。
 ふとポプリがテーブルを見た。「あ! 焦げてる焦げてる!」誰かが笑いを堪えきれずに噴出した。すぐにざわめきはもどっていく。

***

元が漫画のプロット的なもの。
一行一コマで四コマなので想像しながら読むとおもしろいかも。

このパラレルで言う「牧場物語」はドラマか映画か演劇。
2、HM、コロステなどグラフィックが同じキャラは同じ人物が演じてるという設定で。






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