【寝言は寝て言えってよく聞くけど結局それも駄目じゃん】?


― 銀時 ―


「ん、・・・・しん・・・・・・おま・・・・・フフ」

「ちょっと神楽ちゃん、何してんの?」

「銀ちゃんが何かブツブツ言ってるヨ!面白いアル♪」

「どうせ変な寝言ばっかでしょ。それよりもちょっとは手伝いくらいしてくれても‥」

「フンフン、なるほどナ〜」

「って無視?!まったく・・・」



「新八ィ〜俺が上でお前が下。わかってんだろ?」

「?・・・ぇ、神楽ちゃん?;」


「お、オイそんな今日は上がいいです、なんて・・・可愛い事言ってくれちゃっモガモゴ」


「ちょっ何言ってんのさっきからッ!」

「ん゛んー!!ぶはっ、‥何って銀ちゃんの寝言アルよ」


「寝言って・・・!////」

「上下って何アルか、新八」


「あっ、えとその・・アレだよ!上司と部下ってことだよ!!」

「でも銀ちゃんさっき」


「神楽ちゃん!!…実は今日偶然お金があるんだよね、姉上も誘ってどっか食べに行こうか」

「マジでか!きゃっほぉおうvV」

「ほら、早く姉上呼びに行こう」


「定春〜姐御のとこ行くヨ〜!」

「ワン!」


ガラガラと軽快に開く扉の音
下のお登勢さんの怒鳴り声と共に定春と神楽を見送った

その後


「アンタが悪いんですからね…」


しゃがんで顔を覆っていた手をどけてぼそりと呟く。
暢気に寝ている銀時を横目に、


「罰としてへそくりから抜かせてもらいますから」


せめてもの優しさにタオルケットをかけて。


「じゃ、行ってきます」



そうして階段を下る音は


楽しげに鳴った。





+++

ぅん、反省はしている←

一応銀時編で、
つ、続きますコレ…すいまっせんn
次は神楽編です。



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