1、100億光年の彼方



「100億光年の彼方から飛んできた変な電波でも受信しない限り、

あいつに恋する日なんて来ないわよ」



そう言って笑ってられたのは、アタシがまだ何も知らなかった頃の話。





【次第に近付く10の距離】より




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