マミ  :え?おらもお礼さ言うてええんか?
     そんなら──いつも此処さ来てくだすって本当にありがとうございます。
     おらも兄ちゃんも、みぃんな喜んでるだよ。


フォウル:わざわざ私の名を出す必要は無い。
マミ  :もー、兄ちゃんたらすぐそう言うべ。
     感謝の想いっちゅうんは口にせんと伝わらんから、兄ちゃんも口にしてけろ。

フォウル、ふいと背を向けてしまう。

マミ  :あやー。ごめんなぁ。
     でも兄ちゃんは照れとるだけだ。
     ふふ、早く素直にお礼が言えるようになるとええだなぁ。
フォウル:言えない事は、ない・・・。
マミ  :そうさなぁ。村のみんなとも打ち解けてきたもんね?
フォウル:(溜息)
     礼が言えたならもう良いだろう。行くぞ。
マミ  :わっ!兄ちゃん、待ってけろ!!

     慌ただしくてごめんなぁ。
     でもこれからもゆっくりおら達のペースで過ごしていくつもりだ。
     だから変わらず見守って貰えたらおらも兄ちゃんもとーっても嬉しいべ。




=THANKS=





よろしければ一言頂けると嬉しいです(拍手だけでも送れます)
あと1000文字。