薄暗がりの路地。
誰の視線からも隔絶された都市の暗部。

「やめ、やめろッ・・・バトー・・・・・・っ」
「いいから、黙れ」

バトーは自分の腕の中で、往生際悪く足掻くトグサの唇を強引に塞いだ。
固く結ばれた唇をわざと優しく啄み、舌でなぞる。
トグサの伏せられた瞼が微かに震えているのを見ながら、バトーは自分の心の中に湧き出した嗜虐心に苦笑した。

どうしてこの男は、ここまで自分を惑わすのか。
いまだにその理由はわからない。
生意気な吊り目か、憎まれ口を叩く口か、ぱさぱさの髪か。
はたまた、貧相にみえるが鍛えられ引き締まった筋肉の塊の身体か。
そのどこに、男だとゆうのにセックスをしたいと思わせる部分が潜んでいるのだろうか。

古びた建造物の、薄汚れた灰色の壁に、トグサの背を押し付け、身体を密着させる。
バトーはトグサの熱を孕む唇を支配しながら、片手を下腹部に這わせベルトを外し、チャックを下ろした。
そして、無遠慮にその中に大きな手を突き入れた。
下着の上からトグサのペニスに触れ、容赦なく弄ぶ。

「あ、ぅ・・・」
「トグサ、大人しくしてりゃ、気持ちイイだけで済む話だぜ?」

瞬間。
びくりとトグサの身体が跳ね、唇がうすく開かれた。
その好機を逃さず、バトーは舌を差し入れると、歯列を割ってトグサの舌に触れた。
舌を絡ませながら、硬く張り詰めてきた手の中のペニスを、更に追い詰めるように扱く。
布地が濡れ、湿りはじめた音が鼓膜を震わせて、バトーの笑みを深いものにしていった。
そして、蹂躙されるトグサの背を、快楽という背徳で震わせた。







原作バト「・・・ってゆー夢を見たんだが、どーよ?そこの路地で、ゲンジツにしてみねえ?」
原作トグ「誰がするか死ね!ほんと、死ね、この腐れサイボーグッ!!」







今までなかった色気を投入も。
ラストは笑いで落とす、拍手文。
お粗末サマです。


拍手、ほんとにアリガトウゴザイマス!!



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