拍手ありがとうございました。
今回のお礼は「P2!」でバレンタイン小説です〜。



「珍しいなー、アキラちゃんが久世北に来るなんて」

「…別に。」

「兄ちゃんに渡すんか?チョコ」

「お兄ちゃんには家であげるでしょ、普通に」

「じゃあ…そうかそうか。野暮やったなー じゃあアレか?ちっこい同士ちゅうことで…」

「…煩い」

「じゃあ…」

「はいこれ…遊部さんに。…その代わりここからは何も言わないで黙って卓球部まで案内して」

「はいはい…」





「ヒロム!…はい今年も優しい優しい乙女ちゃんがヒロムに施しもの〜」

「あはは…施しだろうが何だろうがうれしいかな…」

「『他の女の子から』『ひとつも』『ぜんぜん』もらえそうにないヒロムに〜」

「…そ!そんなことないよ!…多分…」

「まぁ本当に貰えたら報告してよね♪(ブログに書いて晒してやるから)」

「うん…僕もう練習行くね」

「あ!ヒロム!これこれ!忘れてた」

「…?この紙袋何?」

「卓球部の皆に私から。渡しておいてくれない?」

「うん!乙女ちゃんからって言えばいいんだよね!」

「そう。…んで川末センパイなんだけど…」

「うん?」

「あの人の…ここに別にしているから絶対に『コレ』を渡して欲しいの。
 判る?ちゃんと外に呼び出してからね!お願いだよ?」

「…乙女ちゃんが自分で渡せば…」

「…私じゃ多分渡せないよ…

 (ブログのコメントで『川末×ヒロム見たいですv』ってあったもの
  チョコを渡すその写真…欲しい!)

 ヒロム…駄目?」

「…いいよ…(乙女ちゃん…僕は乙女ちゃんの恋…応援するよ!)」




「アキラちゃん…着いたで〜」

「ここか…やっぱりちょっと貧相な建物だね」

「そんなこと言わんとってやー 相変わらず毒舌やね」

「…(ごそごそ)」

「?」

「良かった…まだ割れたり溶けたりはしていないみたい…」

「手作り?いやーアイツ愛されとんなー 俺のは買ったモンやのに」

「別に…そういう訳では…」

「お!噂をすれば…川末と一緒やし丁度ええやん♪
 二人のお兄ちゃんがアキラちゃんの初恋見守ってあげるさかい〜」

「…本当にそんなんじゃない…ついでに遊部さんは兄じゃないし!
 とりあえず…早く渡そう」
 


「川末先輩…呼び出してすみません…」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「これ…えっと…チョコレート…」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




「お兄ちゃん…藍川ヒロム…」

「!?」

「あ…アキラ…ちゃん!?」

「そう…そういう事もあるか…」

「ち…違うんだよ!これはその…」

「お兄ちゃん…お幸せに…
 …法律は認めないかもしれないけど…」

「違うんだよ!話聞いてよ!帰らないでよ〜!」





「うわ…川末×ヒロムどころの騒ぎじゃなかったな…
 リアルに修羅場だったなありゃ…

 とりあえず 今回もアフェリエイトがっぽりね☆」




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