新生リバースサイド合宿大会 1日目夕食後


「意味あったんですかね…」
元々最大値が大した数ではないから、皿洗いは3人で洗い濯ぎ・拭き取り・収納と分担してしまえば、短時間で終了してしまう。
洗い濯ぎが早すぎて、病葉さんの前にはサラダの器が積まれている。私が布巾を持ってこようとしたら、「洗濯物が増えるからやめなさい!」と止められてしまった。
実際に洗濯乾燥機にかけるのは私なのだけど。
「…何の意味が?」
「合宿の意味がです」
「根本から否定かお嬢!」
『大切にされてたようだ』からお嬢、なのだそうだか、今までそう呼ぶ人間がいなかったからか妙な感覚だ。そのうち慣れるとは思うけど。
「いつもやっていることに少し色がついた程度の事しかしてないですよ」
「だから3人で買い物行ってカレーを作っただろう!」
「あなたがたが来る日の3/4はうちで寝泊まりしてますよ。そんなにカレーを作りたかったんですか」
「…それはまた、斜め上なボケだなぁ」
私としてもそんな事を言われるとは思っていなかった。
「カレーなんてコンビニでレトルトで売ってるじゃないですか」
「実際の林間学校でもカレーを作るのは飽くまで『手段』に過ぎないと思うよ」
「そうなんですか?」
「俺行った事無いから知らん」
「あれ、病葉は行ったことあるんだと思ってた」
「……まあ、そんなものだろうとは思ってました」
でなければ言い出したりしないだろう。


SRの2人って未だに1人称決まってないのか。(今見返すと書いてなかったり定まってなかったり替え歌だったり)病葉は俺、凍解は僕で。普通。
まともに書くのはいつになるんだ、と考えたら先が見えなくなったので最初の話でやりたかった事なんかは全部ぶち込みそうです。前回分早速回収。





最近楓藤の拍手への認識が「押したら何かが出てくるお遊びボタン」になってますが、何かありましたら。

あと1000文字。