拍手、ありがとうございます! メッセージ等の返信はDIARYにて。 -これが日常- 「…周助。」 「何?」 「何、それ。」 周助が肩にのっけてたもの。 それは…カラス。 何であんたが持ってんのよ。 あたし、カラスはムリなのよ!! 「カラスだけど。」 「そんなの見てわかるわよ!何でいるのよ!」 周助から一歩はなれる。 一度あんたのせいでカラスに襲われたの知ってるでしょ!? 「もちろん。それから君はカラス嫌いになったもんね。」 「ぎゃー!!何で心の中を読むのよ!」 「聞こえてくるから。」 こんの黒魔術師め! あたしのプライバシーは皆無ですか。 「さっさとどっかにやってよ。」 「僕のペットだよ。可愛いでしょ?」 「あたしには恐怖の対象としか見えなくてよ!」 「それに…。」 ゆっくりと周助は近づいてくる。 もちろんカラスを肩にのせたまま。 「ちょ、こっち来んなー!!」 あたしの言葉も虚しく周助は10cmくらい前で止まった。 「君の怯えてる顔がみたくてね。すごく可愛いんだ。」 こいつ殴ってやりましょうか。 「殴ったらどうなるかわかってるよね…?」 「あ、あたし何も言ってませんよ?」 「クスッ、だから聞こえてくるんだって。」 思わず拳を振り上げた。 もう、こいつ殴る! あたしのプライバシーないんだもん! おもっきり振り下ろすと…。 パシッ 「え…?」 何で? え、何で? 何で周助が受け止めてんのォォォ!? 「お仕置き決定だね。」 「ぎゃーーーーーー!!!!!!」 これがあたしと周助の日常です。 |
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