君はもう此処にはいなくなりましたが

起き抜けに飲んだ冷たい水の気持ちいいこと、

コーヒーの苦みが丁度良く内臓にしみること、

焼けたトーストとジャムが融合したときの何とも言えない匂い、

相も変わらず、朝がくること、


これらはバカみたいに繰り返されること、

「普遍」というものが作り出されること、



そう、君がいなくても

悲しいことに世界は止まることをやめないんだ。





あと1000文字。