君はもう此処にはいなくなりましたが 起き抜けに飲んだ冷たい水の気持ちいいこと、 コーヒーの苦みが丁度良く内臓にしみること、 焼けたトーストとジャムが融合したときの何とも言えない匂い、 相も変わらず、朝がくること、 これらはバカみたいに繰り返されること、 「普遍」というものが作り出されること、 そう、君がいなくても 悲しいことに世界は止まることをやめないんだ。