◇最近地に埋もれた設定ですがマスターは執事とかが好きなんですよ。 「なんで執事のコスプレなんしてんの」 「カフェでの流れ」 「それは抗えないな」 「そう。抗えない。かなた大喜び」 「あいつ、大好きだからなそういうの」 「緋那が喜んでくれる方がいいのに」 「お前の格好につっこむ緋那を見たことねーけど」 「僕も見たことないよ」 「しかし似合うな。キャラ的に」 「うちのマスターはお嬢様とかいうキャラだろうか」 「いえ。かなたさんはともかく、緋那さんへの尽くしっぷりに似合っているという意味でしょうよ。 なんですか君は、傅く系なことが趣味なんですか」 「いや。別に。 緋那には色々したいけど。『喜んでほしい』であり従属したくはない」 「わかるようなわからないような話だな」 「手と手とかつないできゃっきゃうふふとかしたい」 「…あなたが疲れてんのはよくわかった気がしますよ」 「そろそろ触ったり色々したい。もうどんな形でもいい。緋那が喜ぶことならなんでもするが特にそんな姿が浮かばない」 「うん。わかったから泣くな。な、な!? ほら、ケーキやるから!」 「メーが勝手に手にもってるそれは僕が小町さんに作ったもんですが譲ってあげます」 「そんなリア充アピールのこもったものを食べるものか。 もげればいいのに」 「どこが」 「聞きたいわけ? 公開場所が公開場所なので自粛したというのに。第一男に口にだされて嬉しいのか。そんな箇所が」 「いやたぶん女に口だされたら俺は引くぞ! そういうこと!」 「メーって本当に純情でしおらしい感じのが好きだよね」 「ふりふりとおしとやかな今日日いねーよみたいのが好きなんですよね。かわいくて小さいのが好きなんですよね。見た目がとてもロリコンくさい」 「俺を! ロリコン扱いすると! あいつが超怖いぞ!」 「一瞬にしてすみっこでがたがた震えながらなにいってんですかあんたは」 「お前らにキレても、埋められるのはなぜか俺だからだよ!」 「『なぜか』じゃなくて自分の失言が原因だとしると君は埋まる回数が減るのにね」 「本当のことを言うときれるんだよあいつ!」 「そういうところも好きなんですよね(笑)」 「かっこわらいってなんだよ!?」 「あなたへの私の気持ちですよ」 尽くす男と尽くされる男と溺愛したい男の共通点はもうこいつらは自分の好きな子が好きすぎて手に負えないことです。 つっこみってなんだっけ。 マスターはきっとたまに遠くをみつめてたそがれてる。中の人は…もうどうにでもなーれーって気持ちです。 このお礼感のない拍手はもうちょっと続くんですよ。 朝町がもう一種、螺旋3種、黄昏1種。 仮にも拍手だから色々とごかますことに力を注いだ、女の子(若干ちょっとだけ裏向け)の好みのお話です。 ありがとうございました!
これからもがんばります。 誤字脱字リンク切れの指摘などがあると助かります。 |
|