~みんな六代目が好きなんです~
※「龍が如く」シリーズネタバレ注意
(桐:桐生 大:大吾 真:真島 峯:峯 柏:柏木 龍:龍司)
真「ワシ思うんやけど、大吾ってあかんくない?」
大「‥‥は?」
桐「‥‥兄さん、急にどうしたんだ」
峯「そうですよ真島さん!六代目に何て失礼な‥‥ッ」
柏「落ち着け峯」
真「いや、だってなー、2で初登場したけど、最初めっちゃグレとったやん?」
桐「‥‥まあ、確かに」
大「人の恥ずかしい過去を‥‥」
峯「何を仰るんですか会長!恥ずかしいことなどありません!すべて桐生さんが悪いんですから!」
柏「落ち着け峯」
真「正直な、30過ぎて何しとんねんって感じちゃう?」
大「‥‥‥‥」
桐「‥‥‥‥‥‥」
柏「まあ、うん‥‥いや‥‥」
峯「柏木さんまで何を仰ってるんですか!!」
大「いや、いいんだ峯。本当のことだしな」
峯「会長!」
真「ほんで勢い込んで『俺も大阪行くー!』言うて龍司にボコボコにされて、郷田会長守れんと誘拐されて、ぐるぐる巻きにされた挙句助け待ちやろ?正直、ワシ『こいつ何しに来てん』思ったわ」
大「‥‥」
桐「いや、大吾!俺はそうは思ってないぞ!!」
柏「そうだぞ大吾!お前は立派に龍司に立ち向かっていったじゃないか!!」
峯「そうですよ会長!真島さんの言葉なんて真に受ける必要はありません!!」
真「『腹が減って死にそうだ』言うた瞬間に『顔面踏んだれ』思ったわ」
大「‥‥‥」
桐「思ってない!俺は思ってないぞ大吾!!」
柏「真島!お前いい加減にしないか!!」
峯「そうですよ真島さん!会長に対して失礼ですよ!!」
真「えー?でも、桐生ちゃん、正直踏んだろか思ったやろ?」
桐「 思 っ て な い !!」
柏「勝手なことを言うな真島!!」
大「いや‥‥いいんだ‥‥本当のことだしな‥‥ハハ‥‥」
峯「会長!お気を確かに!!」
真「ほんで3は突然撃たれて以降意識不明で出番なしやろ?最後の美味しいとこだけ持って行って、何やねんこいつって感じやったわ」
大「‥‥‥‥」
桐「そんなことはないぞ大吾!俺はお前に命を助けられたんだ!!」
峯「そうですよ会長!素晴らしい雄姿でした!!」
真「腹心には裏切られるしなぁ?」
峯「‥‥‥‥ッッ!!」
柏「真島!お前いい加減にしないと‥‥!」
真「ちょっと黙っとりいな柏木。こういうのはな、誰かがびしっ!と言わなあかんねん」
柏「もっと言葉を選べと言ってるんだ!!」
真「ちゅーことは、お前も大吾があかんと思っとんやな?」
柏「‥‥は、え?いや、そんなことは‥‥」
真「一瞬間があった。思っとんやろ。ホンマのこと言うてみい!」
柏「何を‥‥俺は、大吾は、立派に、六代目を‥‥」
真「何をしどろもどろしながら言うとんねん!しゃきっと言わんかい!!」
桐「兄さん!もういい加減に‥‥っ」
真「ホンマのこと言うてみ?桐生ちゃん。正直大吾のこと、六代目としてどう思う?」
桐「‥‥は?どうって、それは、当然、立派に‥‥」
真「ホンマに?ホンマにそう思うか?4のヘタレっぷりを目の前で見て、ホンマにそう思っとんか?」
桐「いや、あれは‥‥そう、中途半端に、すべてを押し付けた、俺が悪いんだ」
峯「そうですよ!それもこれもすべて桐生さんが悪いんです!!」
柏「お前は黙ってろ峯!ややこしい!!」
真「組織で一番の古株であるワシをサツに売ったんやで?それで結局詰めが甘ぁて欣也も屋上来るしよ」
柏「欣也言うな」
真「新井に対して『お前のしてることは警察の犬じゃないか』なんて偉そうに言うといて、知らんかったんかいぃぃいいって感じやん!あの言い方やったら知っとる言い方やったやろ!!」
桐「う‥‥」
真「あかんやん!大吾あかんやん!ダメやん!ダメ吾やん!!」
大「‥‥うぅ‥‥っ」
柏「ダメじゃない!お前はダメじゃないぞダメ吾!!」
桐「柏木さん?!」
柏「はっ?!ち、違う!今のは間違え‥‥ッ」
大「ううぅ‥‥」
峯「いくら真島さんと言えども、会長をこれ以上侮辱することは‥‥ッ」
真「考えてみ?お前一人の上納金で組を支えさせた男やで?幹部の統率力なさすぎやん」
峯「何言ってるんですか!そこが大吾さんの魅力じゃないですか!!」
桐「峯ぇぇぇえええ!!!!」
峯「大吾さんの隣に這い上がるには最高の状況でした」
柏「峯!お前まで何言ってんだ!!」
真「ほんでOF THE ENDじゃゾンビに襲われて立て籠って女装やろ?もうあかんやんダメ吾。ダメ島ダメ吾やん!」
桐「あれはあんたの所為だろう!!!」
峯「会長の女装?!真島さん!写真か何かありませんか?!!」
柏「峯!お前はもう黙ってろ頼むから!!」
大「うわぁぁああああ!!!」
桐「大吾ぉぉおおおッ!!」
峯「会長?!どこへ?!会長!会長ぉぉおおお!!!」
柏「真島‥‥お前、サツに売られたことまだ根に持ってるだろ」
真「何のこっちゃ。ひっひっひっ」
龍「何やねん、自分。何しに来てん。早よ帰らんかいな」
大「うるせー!お前も俺のことダメ吾だと思ってんだろ!!」
龍「は?」
大「ちくしょうどいつもこいつも俺のこと馬鹿にしやがってー!」
龍「どないしてん」
大「うるせー!酒持って来い!!」
龍「たこ焼き屋で酒なんか出るか、ド阿呆が」
大「うるせえ!じゃあたこ焼き持って来い!!」
龍「今焼きよるやろ。もうちょっと待っとり」
大「タコでかめで!!」
龍「はあ‥‥面倒臭いやっちゃで‥‥」
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