「もう何もかも忘れちゃいたいね」
「始めから俺達には何もないだろう?」
「僕は最後まで僕でいたかった。君の僕でありたかった。」
「キラはいつだってキラだったよ。俺の愛したキラだった。」
「ねぇ、僕は消えちゃうけど、僕の愛した君は消えないでね。」
「無理だよ。お前が消えてしまうのなら、俺も消えるから。」
「僕のことまだ好き?」
「好きだよ」
「消えちゃうけど好き?」
「大丈夫、俺も一緒に消えるよ。」
「なら安心だね。たとえ途中で離れ離れになっても大丈夫。」
「そうだな。」
「・・・・・・あぁ、やっぱり僕が先に消えちゃうみたいだ。ごめんね、ごめんね。」



「大丈夫だよ。どんな形になったって、どこにいたって。俺はお前を見つけるから」


「だから、おやすみ。」








× × × × ×
なんかこういう何の設定も脈絡もない
雰囲気だけの小説が一番好きなんです実は。

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あと1000文字。