暗い闇に潜むものの続き2



「う…う〜ん」

一騎が目を覚ますとそこはどこかの小屋だった。

「あっ一騎が起きた〜」

そこへすぐさま乙姫がやってきた。

「よかった一騎くん…目を覚まさないから心配したよ」

隣には真矢の姿もある。

「…お…俺は…」

「一騎はね暗い闇に潜むものに取り込まれそうになっていたんだよ」

「え?」

「それで総士と同じ目に会いそうになったところを真矢ちゃんが…」

「そっそうなの、崖から落ちそうになった所を助けたの」

真矢は叩いた事を言われそうになったので乙姫の口を塞いだ。

「俺…」

「でもよかった〜」

「うん、あれに憑かれて生きているなんて凄いよ〜一騎」

2人はなんとか場を和まそうとした。

「あっそういえば総士は?」

まあ失敗に終わったのだが…

「あ…あのね…一騎くん…」

「総士はまだ見つかっていない」

「乙姫ちゃん!!」

「島中の大人たちが総出で捜しているのに」

「えっ?」

「私にも総士がどこにいるのかわからない」

「そんな…」

乙姫の告白で場の空気が一気に重くなった。

「私見たの皆城君が落ちたところ」

「あの場所は潮の流れもゆっくりだから遠くまで流されるはずないのに」

「総士…」

現在における総士の生存率は絶望的だった。

でも前と違うのは一騎が取り込まれないこと。

「なあ俺にその崖を案内してくれないか?」

「別にいいけど…」

「でも結構急だから」

「それでも構わないこの目で見ておきたいんだ」

「わかった」

一騎は乙姫と真矢に案内してもらって行くことにした。

といっても一騎のいる小屋の目の前がその崖なのだが…










拍手ありがとうございます。

蒼穹のファフナーの(書き途中)小説

暗い闇に潜むものの続きです。

前回いつ書いたのか覚えていないのですが…

まあもともと突発的に何も考えないで作った話なので

まだ続きます。

ただどこまで続くのかまったくわかりません




ついでに一言あればどうぞ(拍手だけでも送れます)

あと1000文字。