狂おしいほど人を好きになったことがありますか?



















これが、好きとかいう気持ちなら



















俺は狂ってる



















そうとしか、考えられない



















「……ちょーた?」

「っ!?」

「さっきから俺の顔見たまま、どうして動かないわけー?」







あなたのせい、だなんて言えない。


俺は、多分、絶対、この人に嫌われる。


黄色いふわふわした、年上のこの人に。







「すみません、考え事を…」

「眉間にしわ寄せて…えい」






不用意に触ってくる指先。
たった、それだけのことがこんなに


俺の心臓を高鳴らす。






「慈郎先輩、俺の話聞いてください」

「何?」

「…俺は、頭がおかしくなったとしか言いようがないんです」

「??」







嫌われるなら、とことん嫌ってくれ

その方が、忘れるから

忘れられたいから










「俺は、あなたに抱かれたい」

「っ!?!」

「好きなんです…慈郎先輩が」









触れていた指が、元の位置に戻っていった。

顔には戸惑いの文字











「…どうにかしてください」

「えっ…と…」









なんて言葉が来ても、俺は全てを受け入れる


それがあなたからの言葉だから


全て、愛おしく思うから















ジロチョタ(…なんです、ゼンの中ではね(汗))







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