拍手どんもですたい
SS投げていくんで暇な方はどんぞい。
(あくまで暇つぶし程度です)





『ぼくのモテ期はいつですか』
(※オチなし)




某月某日、テレビのCMを観ている五人。



敏「ちょっと、誰かグリー登録してるやついねぇの」

薫「なんで」

敏「俺のモテ期調べたい」

堕「なんやお前、三十路超えてるくせして随分乙女やな」

敏「俺、こんなに美形なのに何故か彼女できないんだよね。不可思議で仕方が無いんだ」

堕「しゃあない、俺の携帯で調べてやるか」

薫「登録してたのかお前」

堕「『ヒメこい』が気になってな…ちょっとな…」

敏「は?ヒメこいってなに?」

薫「うわっ、ヒメこいって恋愛ゲームやんか!気持ち悪ぃなおい!」

京(……薫、なんでヒメこいが恋愛ゲームだって知ってんだろう)

堕「冗談だよ本気にすんなよ、本当は『君とナイショの…今日から彼氏』をやってたんだ」

敏「え?」

薫「え?」

京「え?」

堕「…え?」

心「堕威君、ホモだったんだね」

堕「えぇーーーーっ」

敏「いやっ!不潔!アナタ男に飢えていたのね!!」

堕「えぇーーーーーーーっっ」

薫「おま…男がそれに手を出したらおしまいだろ…」

京「カミングアウトやな…大した勇気やわ」

敏「駄目よ!アタシの操を奪うつもりなんでしょうけどダメヨ!!」

堕「うるせぇよテメェの筋肉でデコレーションされた身体なんざ興味ねぇよ!
ほんとはテトリスしかやってねぇんだよ!いい加減冗談だって気付けやアホがぁ!!」

京(…ムキになるとこが余計怪しいけど何も言わんでおこう……)

薫「で、モテ期だっけか」

敏「おぉそうそう、モテ期。俺いい加減結婚したいし」

京「結婚相談所とかで相談した方がいいんじゃね?」

敏「京君、おれ一応芸能人だからさ」

京「そっか」

敏「うん」

堕「しょうがねぇな、俺の携帯で占ってやるよ」

敏「うん」

堕「『お願いします』は?」

敏「おねがいします」

堕「『お願いしますご主人様』」

敏「…おねがいしますごしゅじんさま」

堕「『わたくしのような下種な畜生のためにお手を煩わせてしまい申し訳ありません』」

敏「てめぇ一回ブタに喰われてクソになって出てこいや」

堕「冗談やってあはははは」

敏「あははははじゃねーよクソが」

堕「そんな事言ったらグリーやらせてあげないんだから」

敏「はやく占って」

堕「ニックネームはどうすんねん」

敏「とっち★で良いよ」

堕「『トシヤ』にしておくな」

敏「だったらハナっから聞くんじゃねぇよ」

堕「出ました。『トシヤさんのモテ期』」

敏「お、何歳?何歳なの?」

堕「『あなたのモテ期は0歳です』」

敏「は?」

薫「は?」

京「は?」

堕「0歳やって」

心「0歳ってどんな不細工な人間でも無条件でチヤホヤされる時期やんか」

敏「………。」

薫「残念やな…今更三十数年前に戻れもしないしなぁ…」

京「0歳でモテたとしても結婚には繋がらないよな」

敏「俺の結婚はどうなったんだ」

京「だから、結婚相談所」

心「最近変な詐欺女増えてるらしいから気をつけて」

薫「やばい、敏弥が保険金殺人に巻き込まれる」

心「詐欺にあって殺される事前提の出会いって嫌やな」





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嫌どころの騒ぎじゃない。

どうでもいいけど私昨日結婚記念日だったのにすっかり忘れてたよ。
(旦那、なんか機嫌悪いなどうしたんだべーとか考えててようやく思い出した人)


2010.09.21










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