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「メイコ、何それ」
「何って、見れば分かるでしょ。お酒」
「いや、うん。確かに見れば分かるけどさ。私が言ってるのはその量」
「量?」
「一升瓶十本なんて誰が飲むの」
「あたしに決まってるでしょ」
「それは知ってる。いやあのね?いくらメイコでも一気にその量飲めるわけないでしょ。私特別大サービスで瓶一本のお金を渡したはずなんだけど。貧乏学生の身になんてことをしてくれるんだ。てかそのお金はどっから出た」
「あたしは飲めるわよ。あとお金はあたしのへそくり」
「へそくり!?そんなの聞いてないですマスターは!…じゃなくて、その量どうすんの。カイトはお酒飲まないだろうし、まあ少しくらいなら飲むかもしれないけど。私とミクとリントレンは未成年だよ?メイコしか飲める人いないじゃない。…大体、日にちをかけて飲むとしてもこの狭い家にただでさえ六人も住んでぎゅうぎゅうなのに、さらにその瓶で場所とるじゃない!」
「…バカねえ。あたし一人で飲むわけじゃないわよ」
「へ?じゃあ誰と…」
「マスターとに決まってるでしょ」
「…いや、待てまてまて。メイコ、分かってる?私18だよ?未成年だよ?」
「そんなの知ってるわよ」
「…未成年に酒を飲めと」
「そうね」
「メイコよく見て。そのお酒の瓶のラベルに「二十歳未満の方は飲酒をご遠慮下さい」って書いてあるよ」
「あたしは世の中にしばられない主義なの」
「ちょっとかっこいいこと言ったけどさ!それ全然関係ないからね!」
「さーて、ミクたちも寝たし、飲むわよー!」
「…え、ちょ、ま、わあああああ!?」



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満唄ちゃん\(^q^)/しました。
現実では絶対に未成年の飲酒はしないでください。絶対に。
拍手ありがとうございました!これからもよろしくお願いします!




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