ハマイズ

TITLE・・・これは夢?




今、オレの目の前では有り得ないコトが起こっている



「・・・・・・コレは・・・夢、ですかね?」

「はぁ?なにバカげたコト言ってんだよ」




イヤイヤ、泉君
全然バカげたことじゃないよ
むしろオレにとったら危険レベル[強]のコトが起きているよ



「オイ、なにぼけっと突っ立ってンだよ」

「うえ?」

「三橋みたいなマヌケな声出すなよ 早く入って来い」

「お、おう・・・」



コレは、夢だ



泉の毒舌は健在だけど、その泉のしている格好がおかしい



「なぁ・・・泉」

「なんだよ」

「その格好・・・なに?」

「はぁ?なにってただの私服・・・なんだコレ!!!!!




泉・・・
お前自身がどんな格好してんのか知らなかったのか・・・




「コ、コレいつの間に!?!?・・・田島かぁぁぁあああ!!!!」

「い、泉落ち着いて;;取り合えずその手に持っている包丁(モノ)を離すんだ!!!!;;」

「・・・チッ」




イヤイヤ、“チッ”じゃないだろ;;
包丁(ソレ)でどーすんだよ;;




・・・まさか殺人!?!?



「お前、オレが殺人鬼かなんかと勘違いしてんじゃねーのか?」



泉がオレをきつく睨みながら言う



「思ってな・・・って!なに着替えようとしてんだよ!!!!」

「はぁ?なに言ってんだよ フツー着替えるだろ バカじゃねーのか?」

「イヤイヤ;;オレ的にはそのままで居てほしかっ ゲフッ」

「その口、一生喋られなくしてやろうか?」

「え、遠慮しときます;;」

「ホラ、早く部屋入れ」

「はい!」




そーだよな・・・
泉が望んでそんな格好してるわけじゃないよな・・・
今日の×ゲームか・・・




「早くしねーと、お前の分の飯も食うぞ」

「ま、待って;;」




今日のオレの奥様の格好は可愛い可愛い黒猫の姿でした



(泉ーvv)
(なんだよ田島・・・って、うわッ!)
(今日オレにゲーム負けたから×ゲームーvv)
(はぁ?お前なにしたんだ?)
(それは秘密だなーvv)
(はぁ?)←違和感のあった頭を触ろうとする
(ダメ!頭は家に帰ってからだ!)
(なんでだよ!(怪しい・・・))
(い、ずみく、ん・・・お、願、い)
(三橋・・・(可愛い・・・)仕方ねぇな わかった、頭には家に帰るまで障らねー)
(っしゃー!!!!vv)




そして結局帰りには忘れていた泉君






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