拍手ありがとうございます。
鋼の101話の「ギュッ」でテンションが振り切れたあまり、
拍手も「ギュッ」ネタにしましたよ、ギュッ!!

-------------------------------------
ギュってしたら、ふわふわのむちむちでぽわぽわ


「マスタング君さあ、抱き癖があるよねえ?」
「・・・は?」
「ほら、この写真。仮眠室で枕を抱いて寝る君が写ってるけど。」
「・・・な、何でそのような写真があるんですか。」
「いやー、前に監査があったろう?その時に、君の監査を命じられた人物が報告書と一緒に 提出してきたよ。全く仕事熱心だよね。」
「・・・誰だか知らんが、まともな仕事をしろ・・・!」
「やっぱりアレ?いつもはリザが抱き枕?こう、ぎゅーっとして、ちゅーっとしたりして寝てるわけ? きゃーーー!若いねえ!とっとと嫁に貰っていかんかねコンチクショウ!」
「将軍、勝手に盛り上がらないでください。」
「リザは、ギュってしたら、ふわふわのむちむちでぽわぽわといい匂いがするだろう!?わしの 奥さんがそうだったからね!きっとそうに違いない!!」
「知りません、そんなことは!」
「む!君は未だにあの子を、ギュっともチューともしてないわけかね!?何て男だ!けしからん!!」
「その様なことをしたら撃ち殺されます。」
「そんな風に思ってるんだ?」
「・・・は?」
「そうかあ、そんな風にねえ。それじゃあ、君は当分あの子をギュっと出来ないよねえ。可哀想なリザ。 少しばかり気が強いばっかりに、本音はなかなか伝わらない。」
「・・・・・・・・・え?」
「ああ!そうだ!じゃあ、マスタング君さ、わしがいい考えを授けてあげる!リザが任務で怪我をしたら 心配のあまり抱きしめた、というフリをしてみなよ!それならやりやすいだろう!?」
「将軍、私はそもそも彼女に怪我をさせるつもりもありません。」
「ああ!!それでこそだ、マスタング君!だからとっととわしの孫婿になって、祖父孝行したまえよ!」
「と、とにかく。将軍、私は決裁をいただきに来たのですが。」
「リザをギュってしてもいい決裁?」
「先程から差し出しておりますこの書類に書かれている案件についての決裁です。」
「そんなのどうでもいいよ、君の好きにして。ほら、決裁印貸してあげるから。ずっと持ってていいよ。 君に一任するから、好きなときに押しちゃって。」
「・・・私が言うのもなんですが、少し真面目に仕事をなさってください。」
「君がわしに曾孫をプレゼントしてくれたら考えるよ。」
「・・・そんなことになったら曾孫に掛かりきりでますます仕事をしないと思いますが・・・。」
「なにか言った?」
「いえ、何も。では、印はお預かりいたします。」
「うん。責任はわしがちゃんと取るから、好きにやんなさい。・・・ああ!一回言ってみたかったんだよね、 この台詞!この歳でやっと、言ってもいい部下に巡り会えたよ!責任はわしにあるんだから、 認められない部下には言えないもんねえ!」
「信頼していただき、感謝します。」
「うん。孫を貰っていって欲しいぐらい信頼してるんだけどね。ホントにリザのこと、ギュってしちゃっていいのに。」
「その話はまた別の時に。では失礼し・・・」
「あと、3、4年かなあ?」
「は?」
「君が、ホークアイ中尉をギュってするの。」
「さ・・・3年も待て、というのですか!?」
「あ、本音が出た。でもまあ、そんなもんじゃないの?君とリザは。互いになんか遠慮してるし。 君らの腕にはもう血なんかついていないのにね。」
「・・・・・・。」
「そんなだから、きっと、それでもさっきわしが言ったみたいなシチュエーションで、やっと ギュって出来るんだろうな君らは。まあ、一回抱きしめてしまえば、二回目の敷居は下がるからいいけど。 とりあえず、君は夢中になると周りが見えなくなるタイプだから忠告しておこうかね。 リザが怪我をして、でも無事で、君は安堵の余り傷口が開くのも構わずにギュッッッッ!!!としちゃうだろうから 気をつけてね。あと、そんなことになったら周りの目なんか気にしなそうだからさ、 近くに最近フラれたばかりのハボック君とか、お年頃のエルリック兄弟がいないか、ちょっとは気にするんだよ? 恋に恋する年頃の女の子なんかがそれを見たら、刺激的過ぎるしね!きゃーーー!きっと夫婦だと間違われるよーーー!」
「し、仕事がたまっておりますので、失礼します!」


------------------------------

うちのおじいちゃんは予言者です。(笑)

ギュッについてはいろいろありますが、
恋する暴走乙女のメイの前でやるには刺激的すぎるんじゃなかろうか。(笑)

拍手ありがとうございました。
「もっと送る」を押すと、中尉とヒューズ中佐の会話話が出ますよ、ギュッ。



ついでに一言あればどうぞ(拍手だけでも送れます)

あと1000文字。