「あれー、ねえねえレイちゃん!」
「なに、うさぎ」 「レイちゃんの行きたいところって深海なんだね!プロフィール見たよ!すっごーい!」 「すごいかどうかはわからないけど、まあ、行ってみたいところではあるわね」 「でも簡単には行けないし、暗くて怖いところだよレイちゃん・・・」 「だからよ。宇宙だって私たちは行こうと思えば行けるし、外国だって飛行機や船に乗れば行けるじゃない。でも、深海はそういうわけにいかないでしょ?」 「あー言われてみればそうだね!あたしたちでも行けなさそうだもんね!でも、外国だって飛行機や船に乗って行くって言うのも大変だよぉ」 「それでも、現実問題の話で、よ」 「そうだねー。うんうん。だってレイちゃんふぐとか好きだもんね!魚食べたいよね」 「・・・ん?」 「レイちゃんのとこお金持ちだから、外国行っておいしいものとかは食べられるけど、いくらお金持ちでも深海魚は難しいもんね!レイちゃんってすごいグルメなんだね~」 「なんで食べ物の話になるのよ・・・」 「えっ、だって行きたいとこ行ったら、おいしいもの食べなくちゃ!深海魚のお刺身なんて滅多に食べられないもんね!あたしも行きたい!」 「深海行って深海魚直接食べたいって思うわけないでしょ・・・」 |
|