ロ「ルーク、お前なにやってんの?」

ル「うわっ!おま、見てんじゃねーっつーの!!」

授業中、ロイドが俺のノートを急に覗き込んできたから、びっくりして反射的に
ノートを隠す。

ロ「なんで隠すんだよ。見せろって」

ル「だっ…!やめろって!!ひっぱん…あ!!!」

ロ「…なんだこれ……」

あぁ゛ぁあ見られたぁぁあ…!!
落書きしまくりのノートを取り上げられ、恥ずかしさのあまり机に突っ伏する俺


ロ「もしかしてこれ…ジェイド?」

ル「……よく分かったな」

ロ「すげー!!なんか微妙に似てる!!ヘタクソなのに似てる!!」

ル「ヘタクソは余計だっての!」

ロ「おい見ろよコレット!このジェイドなんか似てねぇ?」

ル「ぎゃっ!!見せんなよ!!」

コ「わぁーホントだそっくり!特にあのセンスの悪い眼鏡辺りがそっくり」

ロ「よしルーク、勝負しようぜ!!どっちが上手く似顔絵が描けるか!!」

ル「いいぜ。じゃあいまちょうど授業やってるディストにしようぜ!!」

ロ「よっし!!負けねー!!」

コ(ロイド自分が留年しそうだってこと分かってるのかなぁ)


――――……


ロ「できた!!」

ル「俺もできたー!!」

ロ「じゃあせーので見せ合おうぜ!!」

ロ&ル「せーのっ」

じゃん

ル「…っんだこのヘっタクソな絵ー!!俺の勝ちだな!!」

ロ「バカ言うな!!どう見ても俺の方が上手いだろ!!」

ル「コレットどう思う?」

コ「うーん、五十歩百歩だね。どっちにしろディスト先生が見たら発狂すると思
うよ」

ロ「えー、じゃあ本人に見せてみようぜ!」

ル「挑むところだ!!」

ロ&ル「せんせー!!これどっちが似てると思う!?」

デ「…あ………………ぁ……………あぁあぁあああなた達ぃぃいいぃぃぃいいいぃ!!!!!!!!!!!」


…………発狂した。


コ「だから言ったのにぃ」



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