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    千鶴の手記4


某月某日


今日は、土方さんが出張から戻られる日だった。
昼過ぎには到着するとのことで、待機していたけど、全然到着なさらない。……あれ??
ちょっと、巡察について行けばよかったかな、と後悔。というか残念。
まあ、どうせ今日は一番隊だったから、行ってもからかわれてばっかりだっただろうけど……。
しかたがないので、隊服を繕うことにした。
井上さんや平助くんに聞いて、ほころびのあるやつを集めたら、大変な量に……!少し後悔。
一番ぼろぼろになっていそうな一番隊(斬った張ったが多い!)がいないだけ、マシだったのかもしれないけど。
とりあえず二十枚ほど部屋に持ち込んだ。で、ひたすら縫う。

途中、原田さんが様子を見に(?)来てくれた。
でも、針仕事は本当に苦手らしい。手伝ってくれようとはしたんだけど、一枚様子を見て、丁重にお断りしてしまった。
一応助言しながらやってもらってたはずなのに、いつのまにか背中がひきつれて大変なことに……。
しかも、よく見たら永倉さんのだった。これ、絶対確信犯だ……!
さすが原田さん。ただの優しいおにいさんじゃない。
で、原田さんに初めてお茶をいれていただいた。
お詫びだ、とのこと。嬉しい。そして美味しかった。
にやけないように頑張ったけど、ばれてたかなあ。
とにかく嬉しかった。

結局土方さんは夜半すぎに戻られた。
夜の巡察だった平助くんたちと一緒に帰ってらした。
今日はとくに人傷沙汰はなかったようで、安心した。
また明日も頑張ろう。




さっき、井上さんに羽織のことでお礼を言われた。嬉しい!

 
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