☆ご主人様! vol.22 ~花より男子・類つく~(下書き)4☆

~連載中のお話を少しづつこちらでUPしていきます。
ある程度お話がたまりましたら、ブログの方でまとめて掲載していきます。
なお、こちらの拍手お礼小話はランダムで表示されるため順番が前後することがありますのでご了承願います。~


「時々、メイド服着てよ」

花沢類があたしの全身を見てそう言った。

「なんでよ」

「可愛いから」

にっこり。

花沢類の言葉はいつだってシンプル。

でもその笑顔から、ふざけてるわけでも何でもなく、本気でそう思ってるんだって伝わってくる。

「・・・・ときどきなら、良いけど」

「ふふ・・・・ありがと」

類の大きな手があたしの髪を撫で、そのきれいな指がそっと髪をすくように差し込まれた。

ゆっくりと類の顔が近づき、あたしは目を閉じた。

柔らかい唇が重なる。

優しく慈しむようなキス。

類の腕があたしの腰に回され、そのままゆっくりとベッドに横たえられた。

「牧野・・・・」

「類・・・・・」

「・・・・ご主人さまって、言って・・・・?」

「・・・・・・・・は?」

「俺のこと、ご主人さまって」

「なんで・・・・・」

「・・・・・メイドを自分の部屋に連れ込んだ悪い主人、やってみたい」

・・・・・なんじゃそりゃ

類は時々、おかしなことを言い始める・・・・・

「ご・・・・ご主人、様・・・・?」

「ふッ・・・・ほんと、可愛いね、牧野は」

「からかわな・・・・・んッ」

キスで唇を塞がれ、あっという間に組み敷かれる。

「ぁ・・・・・ッ、ん・・・・・・・あぁッ・・・・・」

体をなぞるその手の感触に、ぞくぞくして声が漏れてしまう。

服を脱がせるでもなく、スカートを捲り上げその隙間に忍びこんでくる類の手。

耳に、頬に、首筋に何度もキスを落とされ、体が熱くなってくる。

「ぁ・・・・・ん・・・・・ッ」

なんだろう

この服のせいなのかな

すごく、いけないことをしているみたい・・・・・

「んぁッ、や・・・・・ああ、んッ、る、い・・・・」

「ちがうでしょ・・・・」

「も・・・っ、なん・・・・っ」

「よんで・・・・ほら・・・・」

「んッ・・・・・・ご主人、様・・・・・ぁッ」

「ん・・・・・かわいい」

いつの間にか服は全部脱がされ、あたしの上に覆いかぶさる類も裸になっていて

お互いの体のぬくもりを求めるように腕を伸ばし、足を絡めあたしは類の柔らかい髪に指をさしこんだ。

類の手があたしの大事なところを優しくつき、甘美な熱があたしの中を駆け抜けた。

焦らされる様に指だけで何度も愛撫され、もうあたしはおかしくなりそうだった。

「ご主人様・・・・ッ、お願い、もう・・・・・・」

「もう・・・・?早いね・・・・」

「ぁ、ん、だって・・・・・ッ」

「嘘・・・・俺も限界」

そう言ったかと思うと、類はあたしの中にぐっと腰を押し進めそのまま激しく動き始めた。

「ぁッ、ああっ、ぁッ、る、い・・・・・ッ」

「ま・・・・・つくし・・・・・愛してる・・・・・」

「ぁ・・・・・ッ・・・・・・あたしも・・・・・・ッ」

そのまま、あたしは類の腕の中で意識を手放した・・・・・。







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