☆ご主人様! vol.22 ~花より男子・類つく~(下書き)3☆

~連載中のお話を少しづつこちらでUPしていきます。
ある程度お話がたまりましたら、ブログの方でまとめて掲載していきます。
なお、こちらの拍手お礼小話はランダムで表示されるため順番が前後することがありますのでご了承願います。~


「ほらな、うまくいったろ?」

西門さんがにやりと笑う。

「俺たちにかかりゃこんなもんだよ」

美作さんも満足気に頷く。

全くもう・・・

「感謝してる。不本意だけどね」

あたしの言葉に2人がぷっと吹き出す。

「てかさ、なんでお前まだメイドのかっこしてんだよ?」

美作さんの言葉に西門さんも頷いた。

「もう家政婦はやらなくていいんだろ?」

「そうなんだけど・・・」

口篭るあたしを見て、2人は不思議そうに顔を見合わせた。

「類が・・・今日1日だけ、家政婦として働いて欲しいって」

「どういう事だ?」

「類、今日はお仕事休みだって」

「「で??」」

「今日は1日、類専属の家政婦になって傍にいて欲しいって・・・」

顔から火が出るのかと思ったくらい熱い。

2人はあたしの顔をまじまじと見つめ、再び顔を見合わせるとまたにやりと笑い・・・

「そりゃあ邪魔して悪かったな」

「俺らはもう帰るからどうぞごゆっくり」

二人が立ち上がるのと同時に、部屋の扉が開き、類が姿を現した。

「あれ?帰るの?」

「おお、またな」

「頑張れよ、類」

「え?うん・・・え?」

首を傾げる類を見てまた2人はにやりと笑い、行ってしまったのだった・・・













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