<櫻井×鈴村> 「俺のあみだした新必殺技や!!くらえ!!!『ダイナミックボンバーアターック』」 じゅーー 「?うわっと・・・って危ないから!!」 「あはは!」 俺と健一は、誰もいない公園で花火の真っ最中☆ なんて事になったのも、健一の一言から始まった。 「なぁ〜、孝宏〜」 「ん?・・何健一」 俺は、台本を見ていた顔を上げた 「俺なぁ〜、花火したいねんvV」 「やだ」 「何でな〜ん!おもろいやんけっ!!」 何を言い出すかと思えば・・・ 「大の大人二人が!それも男が花火やってたら、他の人にどんな目で見られるんだよ!!」 「そんなん誰も見ぃ〜ひんよぉ」 「夏の夜って結構冷えるし・・・」 「そんなん何か羽織ればいいやろが」 「とにかく俺は嫌だ」 「・・・孝宏、お願い」 健一は最終手段・上目遣いを使った。 「?うっ!!!」 孝宏はそれに弱い事を知っている 「(じぃーーー)」 「はぁー・・・わかったよ。もちろん、夜になってからだぞ」 「わぁーい☆」 なんか、そんな感じで花火をやる事になってしまった。 「孝宏、これやろ!!」 健一の持っていたものは線香花火 さっそく健一の手に一本、俺の手に一本持ち、火をつけた ぱちぱちぱち・・・ 「きれいやなぁ」 「あぁ」 ぱちぱちぱち・・・ 「なぁ、孝宏。花火楽しかった?」 突然そんな事を聞いてきた健一 「何でそんな事聞くの?」 線香花火の火を見ながら健一は言った 「最近、孝宏仕事ばっかやろ?休みになってもずっと台本読んでるし・・・」 「・・・・・」 「せやからな、孝宏は仕事ばっかりやってないで少し休んで欲しいねん。」 「健一・・・」 「だから、花火だったらって思って・・・?って、孝宏!!」 ドサッ 俺はとっくに消えた線香花火を離し、健一に抱きついた。その反動で尻餅をついてしまった。 「孝宏?」 「健一・・・ありがと。大好きだ」 「/////////そんなん、当たり前や」 健一は俺を抱きしめ返した。そして、耳元で俺に愛の言葉を言ってきた。 その言葉は、俺の心の中に残るのだった 2/5 ******* 終わり方が微妙になってしまいました。・゚・(ノД`)もっと櫻をカッコよくするつもりだったのに・・・。 なんか、へタレになってしまった(。。;) 拍手ありがとうございました!! |
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