拍手 ありがとうございます! ※ 大変申し訳ありません。 2010.07 現在、個別レスは しておりません。 このお話は「ダブル・タイフーン」の続編です。 そちらを先にお読みになられると、背景設定と人物関係が 比較的 理解しやすいかと思います。 ヘンな解説で、スミマセン; ****************************************************************** 【純情シャッフル】〜 Kazama-Side 〜 いつものように夜勤明け……。 でも、今日は珍しく定時に上がれたので、 久々に弘樹さんとゆっくり過ごせそうだ。 ・・・・・・・そんな事を考えながら帰宅すると、 玄関に二足の靴…? 片方は弘樹さんので、もう片方も…弘樹さんの靴。 几帳面な彼が同じ靴を二足も出しっ放しとは。 「おかえり、野分」 「よ!おかえり」 ・・・・・・・・・・・・。 リビングのドアを開けた俺は、 そのままドアを閉めたくなった。 でも、弘樹さんの手前そんな事は出来ない。 顔の表情筋を総動員させ、弘樹さんに向って微笑み その向かいを見ないようにした。 それなのに……人の努力をぶち壊す気ですか! 「おい!しばらく厄介になるからな」 その声で、その顔で……あーもう! 何で 貴方が ここに いるんですか!? 「厄介ですね……本当に」 弘樹さんに聞こえないよう、早口で その『相手』に向かって囁いた。 愛おしい人と寸分違わないその表情、その仕草。 中身は全く違う───彼『上條 弘樹』が 我が家にいた・・・。 ****************************************************************** ちょっと増やしました。 |
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