拍手お礼~まさかのアスルカ~ ルカ「あ、拍手、ありがとうございます」
アス「ほう、ここが拍手お礼の場か。意外と殺風景だな」 ルカ「え!? あ、アスラ!!??」 アス「こうして会うのは初めてだな。と、その前に礼を言わなければな。拍手、感謝する」 ルカ「えーっと、あの、その……」 アス「そう緊張するな。お前は俺の生まれ変わりなのだろう? ならば堂々としていろ」 ルカ「う、うん……」 アス「ほら、背筋を伸ばせ」←ルカの背中に手を添える ルカ「は、はいっ」←背筋を伸ばす アス「だから、緊張するなと言っている」←今度はルカの両肩に手を添える ルカ(……? なんだろう、手の動きが妙に優しい……?) アス「しかし、このような細い体のお前が俺の生まれ変わりとは……」←ルカの体をべたべた触り始める ルカ「わっ、な、何!?」 アス「腰など、女のように細いではないか」←ルカの腰回りを撫でまわす ルカ「ちょ、アスラ、くすぐったい……!」←笑いをこらえて涙目に アス「!!!!!」 ルカ「え? ど、どうしたの……?」 アス「……」←目を見開いてルカを凝視したまま微動だにしない ルカ「アスラ……?」 アス「……お前は軟弱そうだから、俺が特別に鍛えてやろう。さあ、行くぞ」←ルカをお姫様抱っこ ルカ「うわ!? あ、アスラ! 僕は自分で歩くからッ!!」 アス「暴れるな。おとなしくしていろ」←目力で脅す ルカ「は、はい……」 アス(ふふふ……さて、存分に鍛えてやるとしよう……)←裏に行く気満々 |
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