「昨日も言ったとおり今日はガンマ団本部に行く」
「わあい！お出かけどすな！！」
「あ、こら、飛び出すな！」
「わああああい！！！」
ドン！
「おっと！アラシヤマちゃん久しぶり！迎えに来たよん」
「あ、筋肉魔人ロッドはん、こんにちは」
「は？え？筋肉魔人？」
「アラシヤマに触るな」
「いやこれはアラシヤマちゃんが飛び出してきて「黙れ息を止めろ」
「ロッドはんが飛び出してきたんどす」
「だろうな。それよりアラシヤマ、靴が左右逆だ。それに外に出るときはちゃんと帽子をかぶれといつも言っているだろう」
「へえ」
「ハンカチは持ったか？ちり紙は？」
「持ちましたえ！あ、お師匠はん水筒とおにぎりお台所に忘れてますえ！！」
「持ってくる。ペットボトルは毎日買うと高いからな。しかもガンマ団のはロゴシールがついているからといって５０円も高い」
「食堂も高いどす。１食で新しいクマちゃんが買えますなあ･･･」
「待たせたな。一応レジャーシートも持ってきた。敷地だけは広いからな」
「一応聞くけど・・どこに何しに行くんだかわかってる･･･？」
「ガンマ団本部でアラシヤマの能力テストだろう」
「隙を見てえんそくどす！昨日しおりも作ったんどす」
「シッそれは言わなくていい」
「おまえら･･･」
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