拍手ありがとうございます!!これからも益々頑張りますっ♪♪ お礼小説1 お湯を注いで3分。 「竜崎、何入れてるの…?」 「何って、見てわかりませんか?生クリームです」 「いや…それはわかるけどさ…。それ」 カップラーメンなんですけど。 竜崎が珍しく甘いもの以外を食していると思ったら。 そういう訳ですか…。 「竜崎くん、君は本当にそれでいいのか?」 「何がですか?カップ麺には生クリームと決まっているじゃないですか」 決まってねぇよ。 マヨネーズを入れるというならまだわかるけど。それはさすがに…。 彼は、チューブをぐりぐりと捻りクリームを搾り出すと、カップの中身を橋でかき混ぜ始めた。 ピピピピピ♪ 「3分たちました」 タイマーをとめて、フーフーしながら麺を口まで運ぶ。 ていうか順番逆じゃない? 「熱っ…」 「………」 フーフーフーフー。 「…まだ熱いですねぇ」 「………猫舌?」 「失礼ですね。いくら私が猫っぽいからって決めつけないでください」 誰も猫だなんて言ってないんですけど。。 「あ、もしかして…月くんも食べたいんですか?」 「……。じゃぁ、一口」 「あげませんよ」 「………」 じゅるじゅるじゅる。 「やっぱり冬はこれに限ります」 「美味しい?」 「はい。とても」 幸せそうだな。 桜色に染まったほっぺが可愛くて。 ちゅってしたら睨まれた。 |
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