■web拍手対策本部にて (愛するあいつはヴァンパイア)
機械 : ピピピ、拍手ぼたんガ押サレマシタ。
サヤ : あっほら出番よ! 打ち合わせ通りにやってね、ジルベール。どうも、この度はしがない私たちの生みの親のために拍手ボタンを押していてだいてありがとうございます! 初めまして、カナシロ サヤです。
ジルベール: ・・・・・・なんだこの喋る箱は?
サヤ : そんなのはどうでもいいから、早く挨拶して!!(バシッ)
ジルベール: 痛っ!(なんで俺が叩かれなくちゃいけないんだ?) おい、どうして俺がこんなものに話掛けなくちゃいけな・・・・・・ってだから何で叩く!
サヤ : だからさっき打ち合わせしたでしょ! これを通して私たちを見ている人たちにお礼のあいさつをするって・・・・・・。・・・・・・あはは、今日は天気がいいですねー
ジルベール: 今日は雨だったと思うが。
サヤ : そういうことはあえてなかったことにするの。 ・・・・・・えっと、気を取り直して、改めてお礼をいいます。ありがとうございます。はいっ、このマイクに向かってなにか言う!
ジルベール: マイク? これをマイクというのか。ほほお・・・・・・
サヤ : 感心してないで、早くなにか言って!
ジルベール: ふむふむ、ここに向かって話すと声が拡張されるのか。(叩いたり つねったり投げたりしてみる)・・・・・・何も起きないぞ? 壊れてるんじゃないのか。
サヤ : ・・・・・・ごめんなさい。私の命に賭けて絶対この馬鹿にしゃべらせますから。ジルベール! 覚悟!!
ジルベール: ん? なんだ、この赤いボタンは。
サヤ : ぎゃぁぁ!! やめて、それ押したらっ・・・・・・!
機械 : 自爆すいっちガ作動シマシタ。爆発マデ、アト20秒、19、18・・・・・・
サヤ : は、早くそんなものいじってないで逃げるのよっ!
ジルベール: 逃げる? どうして逃げるんだ。ここは俺の家だぞ。
機械 : ・・・・・・残リ10秒、8、7、6・・・・・・
サヤ : あ、あと5秒!? ジルベールっ深いことは考えずとりあえず外に!!
ジルベール: ああ分かった分かった。ちょっと待ってろ。このカウントダウンが終わるとどうなるか知りたい。
サヤ : うわぁぁぁん(泣)
機械 : ・・・・・・2、1、0――
ズビビビビ、ガガガ・・・・・・ ブツン―――
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