あたし…自分で言うのもなんだけど… 良い線いってると思うんだけどな… 組織の中じゃチヤホヤされてるし 毎日みんなに言い寄られたりしてるもん… けど 「デイちゃ〜ん♪」 「またお店に来てくれたの?嬉しい♪」 「毎日来るぜ…うん!」 「……」 団子屋の売り子にデレデレするデイダラ な に が! 毎日来るぜ、よ!!! ばっかじゃない!!? 今はイタチが風邪引いてるからこうやって来てるだけなのに… それなのに…… 「デイちゃん、今日は何にする?またお団子?」 「たまには奮発して違うの買っていかない?」 「そうだな!うん。…たまには…………」 「ダメ!!角都に怒られるよ!!イタチが待ってるんだから早く買って帰ろ!」 「は、はい…;」 団子だけ買うと すぐに店を出る二人 「………」 「おい!ちょっと待てって!何怒ってんだよ?うん?」 「…別に怒ってない」 「ふぅーん?なら何でさっき店の女と話してたとき睨んできたんだい?うん?」 「…っ!?気付いてたの!?」 「あんだけ見られりゃ普通な…うん」 気付いてたのに 止めてくれなかったの!? 「ヤキモチかい…?図星だろ?うん」 「ちっ………!」 「ち?」 ニヤニヤしながら顔を覗き込むデイダラ 「〜〜〜〜っ///!!違うから!!!」 バシィッ 「?ぶっ!!」 団子の袋をデイダラの顔面に投げつけて走っていく 「ったく…オイラはあれの何百倍も毎日妬いてんだからな…うん…///………でも…妬いてるの…可愛かったな…うん」 少し赤くなりながら 団子の袋を見て クスクス笑うデイダラだった |
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