拍手ありがとうございました!!!!いつまでもバレンタインネタをおいておけないので今回はひよこ屋さんからお借りした質問に答えたいと思います。 主従関係で質問(20) 01:お二人のお名前と、年齢、性別をそれぞれ教えてください。 「リドワーン・ローゼンベルク。男だ。今年で25になるな」 「真名。今年で17…見えなくてもそうなんだからね、リド?女だよ」 02:身分(役職)をそれぞれ教えてください。また、どちらが『主』で、どちらが『従』ですか? 「バルドの将軍職を賜っている」 「私は女子高生」 「ジョシコウセイ?」 「えっと、学生だよ。教育機関で教育を受けているの――で、私が『従』ですね」 「契約上は俺が『主』と言う事になっているな」 03:お互いのことは、それぞれ何と呼んでいますか? 「マナ」 「リド。…今更だけど一応主従関係なのにめっちゃ気安げだよね」 「別に俺は構わん」 「リドがいいならいいんだけどね」 04:お互いに会話をする時は、敬語ですか?ため口ですか? 「人前では一応敬語だけど、まぁ、通常はご覧の通りタメ口だねぇ」 「別に構わないと言っているだろう」 「主従関係どうこう以前にこんなに年上の相手にタメ口ってどうよ?私、リド以外の大人には一応敬語使ってるのに…」 「それを望んだのは俺だ。ならば問題ないな?」 「っていうか、何でタメ口が良いのよ」 「……」 「何、その間?いや、別にいいんだけど」 05:この主従関係が成立してから、今までどのくらい経ちますか? 「……」 「……」 「…大人しく作者がキチンとしたタイムテーブル作っていないと白状したらどうだ?」 「読み返せば一応わかるとは思う……多分」 「まぁ、二月やそこらだ。即席と言っていいな」 06:初めての出会った時の、お互いの第一印象はどうでしたか? 「お兄ちゃんの誘拐犯に敵意以外の何を持ち合わせろと」 「精霊王(イブリース)が如何なる形で現れるかはわからなかったが予想外の外見であったことは確かだ。そうだな……幼さに驚いたな」 「だぁかぁらぁ、私17なんだから言うほど幼くないんだってば」 07:お互いに、相手の長所と短所を、それぞれ教えてください。 「そこまで相手を理解できるほど共に時間を過ごしていないにいない」 「取り敢えず、その鉄面皮は短所だと思う」 「……無感情さは常日頃から指摘されている」 「別に感情が無いわけではないのは知っているよ?目を見れば喜怒哀楽位は何となくわかるもの。表情筋と連動してないだけだよ」 「……そうか」 「うん」 08:お互いに、相手を理想の『主』、『従』だと思いますか? 「思わん」 「い゛!?…いや、自分でも良い『従』でないのはわかってるけどさぁ…」 「違う。理想とは己が目指す物であって他人に押し付ける願望ではない。俺はお前の『主』である前に陛下の『臣従』だ。お仕えする者として常により陛下のご意志に沿える形でありたい。俺が理想とすべき『従』の形は俺ではなく陛下のお望みになる有り様(ありよう)――現状、俺がそれに沿うことは出来ていないのは明白だ。ならば俺に『従』の理想など語れまい?」 「リド……」 「もとよりお前に『従』など求めていないがな」 「いや、ちょっとは期待しても……無理か。私の役立たず加減はいっそ異常だもん。精霊(虫)よけ位にしか使えないけどそれも私が意識してやってるわけじゃないし」 「十分だ。如何なる精霊(ジン)も寄せ付けないなんて黄金の山を積んでも叶うことでない」 「…従者としては兎も角リドは良い『主』だよ」 「……」 「こう言うと多分怒られるだろうけど、私はソーマ君じゃなくてリドが私の召喚主(マスター)で良かったと思ってる」 「会ったこともないお前が陛下を語るな」 「ソーマ君だけじゃないよ。マリアさんやゲイルさんや、シンシアよりもリドで良かったって思ってる」 「――陛下や姫の御名を軽々しく呼ぶな。お前は陛下に対する敬意が足りん」 「あのね?ソーマ君はお兄ちゃんをあっちの世界から拐った主犯だよ?詰まりは私の敵なの。リドやシンシアの身内じゃなきゃあの野郎呼ばわりしてもおかしくないんだからね」 09:相手の身に危険が迫ったとき、自分はどういう行動をとると思いますか? 「可能な限りで助ける」 「同じく。私の望みはあくまでも生きてお兄ちゃんと帰ることだから、それに反することはしたくない。危ないのは御免だよ」 「その割りには無謀な行動が多い気がするが」 「…今生きているんだから結果オーライってことで」 「まぁ、互いに最も重きを置く事柄が違うんだ無理はしないだろう――否、お前は突っ走る気があるからそうとも言えんか」 「以後気ヲ付ケマス」 10:相手との立場が逆転したとき、自分はどういう行動をとると思いますか? 「おぉ〜将軍?なんか沢山人を整列させて右向け右、とか号令出してみたいよね!千人単位で一斉にやったら壮観だと思う!」 「是が非でも精霊王(イブリース)の力を取り戻して陛下をお助けする」 「リド…」 「――もしもなど無意味だな。己が立場からの逃避など不様以外の何者でもない。忘れろ」 「……ごめん」 「忘れろ、と言っているだろう」 11:もし、相手がいなくなったとしたら、自分はどうなる(どう思う)と思いますか? 「いや、別に何も。所詮『限定』主従だし」 「現状でいなくなられると困るがこの危機が去ればあとは構わん」 「まぁ、止めてもいつか帰るしね」 12:『主』の方に質問です。相手の従者としての仕事っぷりについて、どう思いますか? 「無駄飯喰らいでスミマセンね!!」 「何を怒ってるかは知らんがお前に従者としては何も期待していないから安心しろ」 13:あなたの命令は、相手にとって『絶対』ですか? 「ネタバレになるからパスしてと天から指令が来ています」 「だそうだ」 14:相手の他に、どのくらいの人数の従者の方がいますか? 「軍の下仕官と公爵家の者達だけでかなりいるな」 「マリアさんはカウントするの?」 「書類上は公爵家別邸の使用人と言うことになっているが」 「態度的にノーカウントかな」 15:相手のことを『いっそ、クビにしてやろうか』と思う瞬間はありますか?あれば教えてください。 「ないな。これが強張るのはハルトの事だけでそれは当然の要求だろう」 16:『従』の方に質問です。あなたの主君のことをどう思いますか? 「タダ飯喰らいの分際でこれだけ良くしてもらって文句いったらバチがあたるね」 「文句があるにはあるのか?」 「お兄ちゃん誘拐犯の一味に文句がないとでも?」 「お前は結局そこか」 17:あなたの仕事(役割)は、主にどんなことですか? 「ニート、以上」 「にぃと?」 「タダ飯喰らいと言い換えても良いよ」 18:従者として、現在の待遇に満足していますか? 「さっきからタダ飯喰らいと連呼しているが働きたいのか?」 「というか、何にも出来ない自分に腹がたつのよ」 「……」 「でもね、何も出来ない『人間』でいる事を選んだのは私で……ごめん、何でもない。忘れて」 「…あぁ」 19:相手に命令されるのは、あなたにとって当然ですか?それとも嫌ですか? 「別にリドは私の『召喚主(マスター)』なんだから、ある程度の要求は当然でしょ?と言ってもあんまり命令された事はないかな」 「どの程度の命令なら聞くかは――先刻とばした質問の領域だな」 20:最後に、何かお互いに一言お願いします。 「これ、私達みたいになんちゃって主従が答える質問じゃないよね」 「余計な事まで喋りすぎたな」 「別にたまには良いんじゃない?普段は圧倒的に言葉足らずなんだし」 (c)ひよこ屋 |
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