そう、彼は、俺にとっては光。


何で俺がこんなことを。

一時は、そんな恨み言を言ったりもしたけれど、今は、感謝している。

だって彼に、ユーリに出会えたから。


世界なんてどうでもいい。

彼女のいない、世界など。


色を失くし、音を失くし、光すら失った世界の中。

そんな中で見つけた、唯一の。

何もかもから心を閉ざした、そんな自分を救い出してくれた、淡く輝く小さな光。


それはとても柔らかくて、儚くて、ほんの微かなものだったけど、

初めて触れたその感触を、きっとずっと忘れない。



このぬくもりに包まれて、生きてゆきたいから。








ありがとうございますv狂喜乱舞です!



ついでに一言あればどうぞ(拍手だけでも送れます)

あと1000文字。