□■□よよいの酔い□■□ の攻め視点短編をUPしました。


○●○踊らにゃそんそん○●○です


HPのTOPで大々的に発表したらWEB拍手のお礼にならないので…こっそりUP(*≧ω≦)b
お礼にならないかもしれませんが… WEB拍手してくださった方のみのお楽しみとして楽しんでもらえると幸いです 無料配布本に収録したものです。全8話




(大学に入った時からちょっと気になっていた彼…来生 京介(きすぎ きょうすけ)…。
最初は何となく彼の体型が俺…相庭 英詩(あいば えいし)…に比べて遥かに華奢な事もあり同じ男に見えなかったからかもしれないと思った。そうじゃなけりゃ…どうして男なんかが気になる?

正直俺はめちゃくちゃモテた。
ずいぶん前から女に不自由した事がない。

実際ある程度の年齢に達すると自分の学校だけではなく他校の女からも告白された。
その時はまだ付き合うとか面倒だったが…俺だって正常な発情k……思春期男児だ。それなりの欲求は吐いて捨てるほどある。
というよりも日々無駄に生産されるのだから仕方がないではないか。
少なくとも三日に一度は出さないと体中の血管にきっと泳ぎ始めるぜ?俺のおたまj…(自主規制)…。


だからそれなりの女が、して欲しいお付き合いも我慢していた。
目標はただ一つだけの為に。
だが大学に入るとその我慢も一変する。
この頃になると一人暮らしの女も多くなり特に年上だったりすると逆にエスコートしてくれるから楽だった。
とにかく褒めて持ち上げていればよかった。

そんな無駄なスキルばかりがあがっていく。だが中高と夢にまで見たその生活の中にもどんどん暗雲が立ち込めてきた。
大学に入ってやっと旺盛な本能をこの性活で発散できると喜んだ所だったのに。
一人でぼーっとしているときから女を抱いている時まで幅広くあの来生の事が頭から離れない。
何か悪い病気ではないのかとも思った。だがその症状はどんどん悪化していく。

なぜだ?
何が悪い?
何かを吹っ切ろうとするかのようにひたすら女と遊び歩いたが俺の脳を占めるのは来生の大学内ですれ違うわずかな時間で見えたどこか諦めを滲ませた憂いた表情ばかりだ。

それどころか妄想は加速する一方でとうとう夢の中にまで出演してくるようになった。
その時の俺のJrの喜びようといったらなかった。
だって想像とはいえ満面の笑みだぜ?もうこらいかんと思った。俺は男もいけるバイだったのか!!と。

だがやはり溜まるものは溜まるものでそれに気付いたからといって、もんもんと悩むことはなかった。
むしろ問題が解決したのだから俺はすっきりして遊びあるいた。


でもたった一言の何気ない言葉に振り回されることになる。

「初恋っていつ?」

そう言えば…誰かを特に好きだと思ったことがなかったかもしれない。
取りあえずやれればよかった若い俺には女自身を見ていなかったんだ…とこの時初めて思い知らされた。
あれ?そうすると…今気になって仕方がない来生の事って??はぁ?!思考が泥沼の中に沈んでいくのが分かった。



続きますが…付き合ってもいいぞと言う方は次へどうぞ〜
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