好きスキSUKI(byオーハセ)
サングラス越いの瞳




アンタの部屋は凄く落ち着く。


「オーウ゛ァン」

「何だ?」

「雅人さん」

「どうした?」

「…どっちもアンタだよな?」

「あぁ、そうだ」

「でも、なんか違う…」

「…どこがだ?」

「…わからない」

「…?」

「……あっ、」

「見付かったか?」

「サングラス…」

「はっ?」

「あの、オレンジのサングラスがない…」

「…まぁ、リアルまであんなサングラスは掛けないからな」

「あんな…って、変だと思ってたんだ?」

「仕方がなかったんだ、あのPCにコペルニクスが憑いていたんだから…」

「……」

「サングラス、掛けていた方がよかったかい?」

「…が、イイ」

「…?」

「掛けている方がイイ!」

「少し…ショックだな」

「…だって、」

「だって?」

「雅人さん格好イイから…」

「…」

「格好イイから…顔が見れない」

「可愛いことを言ってくれるな…亮」

「…っ!」


―チュッ


「今日は…何もしない予定だったんだが、」

「ちょっ…雅人さん!」

「亮が悪いんだからな?」



口付けした唇は何時もより熱かった。


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