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*Seed内アスランBD小説小話です
*生ぬるいエロスです











恋人同士、2人きり、恋人の誕生日。
そして、次の日も休暇。
これだけ条件が揃えば、やっぱりそうなる訳で。

「あ、ン…ッ…あす、も…ヤ…」

達しても解放されずに、律動を繰り返されて。
敏感になりすぎた身体には、とてもきつい。
すでに結合部も熱く蕩けるような感覚になって、境界なんて分からない。
久々すぎた行為は、アスランを煽り、キラを快感に突き落とした。

「感じすぎ、だな…っ」
「…は、ァ…!だめ、うごかな、いで…!」

均整な筋肉のついた上体をぐいと押しても、アスランが自分の上から退く気配はない。
それどころか、指を絡め取られてソファに押し付けられる。
ずるりと、彼自身が出て行き、押し込められるたびに、腰から鋭い快感が脊髄を駆けるようで。

「あ、あぁっ…ん、く…」

少し余裕のなくなってきたアスランの肩にがぶりと噛み付いてやる。
自分をこんなに翻弄する罰だ。
だが、キラが噛み付いた拍子に、内部のアスランが膨らみを増した。
更に大きくなったそれに、悦いところを思い切り抉られて。

「は…あっーーーーーーー!!」

目の前が白くなり、何も考えられなくなってしまった。
身体が浮いているような感覚に陥る。

「っはぁ、は…ぁ…」
「キラ……」

耳元で囁かれた低い声に重い目蓋を押し上げると、すごく近くにアスランの顔があった。
汗ばんで色気の増したその表情が、キラを煽る。
自分に欲情してくれているのが分かるからだ。
身体の変なところに力が入り、内部に侵入したままのアスランを締め付けてしまったようで。

「へぇ…まだ、したい?」
「な…そん、なこと…!」
「ここもまだ、足りなさそうだけど」

結合したままの濡れた秘部を撫でられ、キラはびくんと身体を揺らした。

「明日は、ゆっくり休ませてあげるから…」

そう囁いたアスランに、抱き上げられて。
移動する先は、寝室だろう。
更に濃くなるであろう行為を想像して、期待してしまう自分が恥ずかしくなり、照れ隠しのようにアスランにしがみついた。

「ほどほどに、してよね…」
「……頑張るよ」

自信はないけど、と付け足したアスランだった。

結局、休暇中ずっとアスランに愛されたキラは休暇後も足腰が立たず、ラクスに呆れられてしまった。

「お祝いも、ほどほどにしよ…」

腰を押さえながら呟かれた言葉は、誰にも聞かれることなく、小さく消えていった。











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