夢を見た

もう二度と戻らないと思っていたあの日の夢を






あなたといた、あの頃のあたしは
契約者だと言うことを忘れていられた

ただ単純に、あなたを好きだと想っていられた

それは、叶わない願いだと思えば思うほど
欲しくなる


手に入らないと思えば思うほど
どうしても手にしたくなって

そばにある幸せを、手放したくなくなってしまう

それが罪だということすらも、忘れてしまうくらい



あなたを想うこと。

それはとても残酷だけれど、あたしには本当に
もう二度とないと思えるくらい

幸せな日々だったんだよ

それは確かに、君がくれたものだった


君の笑顔が好きだった
君の隣で、あたしは本当のあたしを取り戻せた

気の迷いだって構わない

ずっとこのままでいたい。
そんな、許されない想いさえ抱いてしまうほど

本当に君が大切だった



あれから5年

裏切って貴方を傷つけたあたしを

信じられないくらいの優しさで包みこんでくれた

君はなんにも変わってなかった

あったかい優しさは、ずっとあたしの心の中に残っていたものと
一緒だった











「起きたか」




微かに聞こえる音と、太陽の眩しさに目を開けたあたしに
尋ねるような口調で聞こえてきた、声


起き上がらないで、そのまま顔だけ声の方に向けたら
ぎこちないけど、笑ってくれた黒を見つけた













「…オハヨウ」




その言葉の温かさに、どうしていいかわからなくなった

ただ、おはようの一言を言うだけなのに、何故だか涙が出そうになった。
温かさが嬉しくて切なくて

あの頃よりも優しくて温かい空間が、ここにある

夢から醒めて見るのは、悪夢なんかじゃなくて
君の優しい面影


何も言わずに、そばにいてくれる君が好きだよ

何をしても許されないことをしたあたしを
変わらずに受け止めて許してくれた君が

大好きだよ


『ごめん』と『ありがとう』は聞き飽きたって、聞いてくれなかった君に
今伝えられる精一杯











「…おはよ、黒」



『ごめん』と『ありがとう』をそっと、心の中で
ずっとずっと会いたくて、恋焦がれた君に






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当サイトでは、アンバーは黒の元へ戻ってきます。
その経緯はまだ、書いていませんが(あせ;)いずれ。
アンバーが黒の元に帰ってきた、初めての朝です。
久々に交わす『おはよう』きっと、心の奥底に響いたことでしょう。


拍手ありがとうございましたv
これからも黒&琥共々、当サイトをよろしくお願いいたします。
黒&琥珀に幸せあれ!

このお題の中から気まぐれに、拍手でお礼をしていきます。
クリアしたものは、黒文字です。



待っていたんじゃなくて、待ちたかったんだ/どんなときだってあなたがいて
ふんわりと抱かれたら、それはもう、最上級の幸せ/幸せがこみ上げてくるのはそう、君が隣にいるから
昔のままでいられたのなら、どれだけ幸せだったのだろうかと/ただおはよう、の一言を言うだけなのに
ほんの少しの幸せでも大切にしたいと思える/たった少しのすれ違いだけでも落ち込んで
変わることのないゆるぎない想い/これが夢ならどうか覚めずにいて/愛されていると感じてほしい
君の笑顔を見るだけで、どんな嫌なことも吹き飛んでしまう/気付いたの、あなたがこんなに胸の中にいたこと
あなたなしでは生きていけないと言えるほど弱くもない/その一つ一つの仕草さえ愛おしい
あいしてるよりももっと強い、/時が止まることなんてないんだ/思い起こせば絡ませるためにあった指だけが 今も
その白い頬を伝う輝きに手を伸ばすことなんて僕にはできないん、だ/可愛らしい唇に、想いを乗せて
この声に乗せて、どこまでも、どこまでも/ふわふわきらきら、きみのこえ/あなたにまで聞こえてしまいそう、心臓の鼓動が
め ま ぐ る し い か ん じ ょ う の 、 う ず/これ以上ない愛情を、君に注ぐ/それは一番贅沢な繋がりだと、僕は密かに心を温める
微塵にも期待してしまう、情けない僕だけど/空を見て、いつも微笑みがそこに/声が出ないほど、言葉に詰まるほど、君が好きで
君の事を考えただけで見上げた空がこんなにも切ないのは何故だろう/大切な言葉ほど、咽の奥底に引っかかってしまう
君と一緒に居られる時間は何よりも大切で、君と離れている時間は何よりも惜しい/一瞬でも思ったんだ、君が好きだと
嘘なんかついたってバレバレだよ 君の事いつも見てたんだから/傍にいてくれれば、それで
言葉にできるほどやわじゃないから、この気持ち/君が何れいなくなってしまうこと、感じているけれど、縋ってしまう
言葉にしてしまったら脆く崩れ去ってしまいそうだから(それならいっそ無言のままで)
この病気はきっと君以外治せない/必要とされることに思わず嬉しさを覚えた
いつまでも変わらないものなんて ないのにね/見つめていたいよこのままずっと
見つからないように少しだけ俯いて/抱きしめたいとか、キスしたいとか、そんなこと
君が大切すぎて いっそのこと忘れてしまいたいと思った/ああ、それでも君は笑うんだね
せめてあなたが幸せになれますように/近すぎて気付けなくて、でも、離れたくなくて
手放すなんてそんなこと考えたこともない/瞬きすら出来ない/君が隣にいることが当たり前だと思ってた
少ない言葉の中に溢れるのは、(眩いほどの優しさ そして愛)/二つの影が一つに重なった




ついでに一言あればどうぞ(拍手だけでも送れます)

あと1000文字。