女性提督は知っている。
オリビエ・ポプランが彼女と愛し合いたいとき。
アッテンボローのくびれたウエストのしたの腰骨を優しくなでる。こうなると今までポプランを止めれらた試しが実はない。
もっともアッテンボローは覚悟して12月26日の深夜に彼にキスをしてからは・・・・・・。ポプランを拒むことはない。彼の肌はなんだかアッテンボローとあう気がしたからである。ポプランの腕に抱かれると心の奥の小さな灯がともる気がする。ポプランと愛を交わしあうのは女性提督だって大事に思っている。
しってた?
キッチンで唇を重ね合いながら身を寄せ合ってアッテンボローは「ポプランがとまらないときの仕草」をささやいた。
え。初耳と恋の達人ですらも驚かせた女性提督はえへんと得意顔。
「イイコトシタイとき、お前ってそんな癖があったんだよ。」
そうなるともう反抗したって無理なんだとアッテンボローは場所がキッチンであってもかまわずポプランの首筋に唇を当てた。
ううむ。さすが女房殿までいくと。「おれのことはよくわかってるんだな。お前に負けた。」
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