拍手ありがとうございました^^ 「あなたがセピア?」 「そうだけど。何か用か?」 「…どうして、グローリーと戦うの?」 周りの森がさわさわと揺れる。そして、薄暗い。 「親友だからだよ」 「ふざけないで!親友だからこそ、仲間なんじゃないの!?」 一瞬その場が静まり返った。 「…ウィンディと言ったよね、君」 「そうよ」 「…僕も、風のようになりたかったよ」 「…セピア…」 「わかったかい?僕達の信念のために戦うんだ」 「信念って何よ!もし…グローリーも、あなただって死んじゃったら意味ないじゃない!」 「そうだね。それでも僕達は戦う。それは変わらない」 ウィンディはセピアの襟首を掴んだ。 「どうして…っ」 「何を言っても無駄だよ、ウィンディ」 ウィンディは顔を下に向けた。 「…誰にも…、死んでほしくないのに…っ」 セピアはウィンディの手を掴んだ。 「ありがとう」 |
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