鎖 繋ぎ繋ぎ 離れないよう必死 傍にいて傍にいて 狂い咲きの花のよう 零れていく全てを掴まえられる程器用にもなれなくて さよならを言える程 大人にもなれなかった 雁字搦めに巻きつけた鎖 心を閉ざすように、強く、強く だけど一つ外れれば 全てが箍が外れたように流れて 停止線も境界線も何もかもを超えていく 傷つけるつもりはなくても庇うこともできなくて 自分を守るように体に腕を巻きつけた 何よりも頑丈な鎖は 自分自身 全てをシャットダウンするかのように ゆっくりと鍵をかけた *ありがとうございました!(返信はblogにて) <現在、拍手五種類「花/鳥/風/月」「鎖」> |
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