拍手お礼 +三津谷と佐藤

合うとか合わねえとか、そんなこと考えはしない。
俺のこの性格受け入れて、適度に遊べて話せる奴なら誰でもよかった。
偶然席が近くになったところで、話せなければ他の奴のところに行く。
それが俺の中の当たり前で、自分から相手によく見てもらおうとか疲れることは出来なかった。
そう出来ることならしたかったが、そんな器用なこと出来るはずもなく、結局そのままだ。
自分から声かけるの面倒だし、教科書貰って靴のサイズのチェックしてっけど暇だし。
だんだんと眠くなってきたら益々眠気を煽るような声が前の席から聞こえてきた。
「三津谷だろ。みっちゃんな!」
第一声がそれだ。
穏やかな声につられて顔をあげると、奴はケタケタ笑っていた。
「ならおめえのことはケタケタくんとでも呼んでやるよ」
はっきり言ってただの嫌味だったが、奴はそのまま楽しそうに笑って、
「お前面白えな」
無邪気そうに笑った。

拍手ありがとうございました。おまけは10種類です。
少しでも楽しんでいただけることを願いつつ。
コメントは現在絵日記にて返信させていただいています。 返信がいらない方は文頭に○をつけてくださいませ。



ついでに一言あればどうぞ(拍手だけでも送れます)

あと1000文字。