「ねえ愛してる?」
 「愛してる。お前のことも」
 「あたし、一番がいい」
 バツの悪そうな顔をして赤也がそっぽを向く。だからきっと返事はイエスじゃないなにかだ。それでもいいと割りきれる三日間と、絶対に嫌だあいつら以下なんてと思う一日が、四日のセットになっていつもあたしを責めてくる。今日が終わればまた三日間、あたしは素直に彼に従えるだろう、彼だってきっとそれを分かっていて、大人しく今日が過ぎるのを待っている。待ち遠しくもあり、くそ食らえとも思った。



(赤也。彼をいつも悪い子にしてしまう)




(ナンバーシリーズ展開中↓お返事はresにて)
あと1000文字。