戯言シリーズ  お礼SS(いー友)


――――――



この綺麗すぎる青色を壊したいと思った―――


ぼくは衝動的に目の前の青色を押し倒した。
はっと気付けば青色はきょとんとした顔で僕を見上げ、その白い腕を僕の首に廻して微笑んだ。
このまま流されれば、こいつは 好きだよ、いーちゃん とお決まりの文句を言うのだろう。

あの時のように。

ぼくはそれが嫌で壊したい気持ちも消して隣に横たわった。

「にゃはは、何がしたいのさ、いーちゃん」

玖渚は顔を左に、詰まりぼくに向けて聞いてきた。
ぼくは応えずに目を閉じた。

きっとこの後、玖渚はぼくの上にのし掛かるのだろうと思うと少し笑える気がした。









.
拍手頂き有難うございます!!
これからも精進しますので宜しくお願いしますv



ついでに一言あればどうぞ(拍手だけでも送れます)

あと1000文字。