拍手御礼「遼呂で学ぼう!!」シリーズ



第五話 「数学」



陳「……え?『不等号』について知りたい…と?」

呂「(コクリと頷く)」

陳「随分いきなりですね…」

呂「…文遠にからかわれたからだ」



〜数十分前〜

遼「呂布殿、いきなりですが問題ですぞ」

呂「…俺は今執務をさせられている真っ最中なのだが?」

遼「(無視して)私の愛を不等号を使って表して下され」

呂「話を聞け!」

遼「(更に無視して)正解出来たならば、そうですな……一緒に遠乗りにでも」

呂「何っ!……わかった、その問題…解いてやろう」

遼「いつでもお待ちしておりますぞ(ニヤリ)」




呂「…と言うわけでな」

陳「(あの万年発情期変態紳士め…!!)…はぁ、それで不等式なのですか」

呂「ああ。……執務を休むのは駄目だ、と言うのだろう?(しゅん…としおらしくなって)」

陳「(……その顔は反則でしょう…)…わかりましたよ。お教え致します」

呂「本当か…!?(凄く嬉しそうに)」

陳「ええ…(私も呂布殿には甘いな…)」




〜陳宮先生のお勉強終了〜




呂「開いている方が『大きい』方で、閉じている方が『小さい』か…(ぶつぶつ)」

遼「おや、呂布殿。『不等式』はわかりましたかな?」

呂「恐らくだが……」




陳「良いですか。恐らく張遼殿の事ですから、呂布殿の素直な気持ちをお伝えすれば良い筈です」

呂「俺の…素直な気持ち?」

陳「張遼殿をどう思っているか、ですよ」




呂「お前の愛は…『俺>>>>>>>>>>>>>>>他の人間』だろう…?(俯いて)」

遼「……呂布殿…」

呂「俺は…普段のお前は『他の呂布軍の武将=文遠』と思っている」

遼「そう…ですか」

呂「だが、その……一緒に居る時は、平等に見てやれない…」

遼「え…?」

呂「…どうしても、贔屓して見てしまうのだ…」

遼「…呂布殿ッ!!!(抱き締め)」

呂「(張遼の肩に顔埋めて)……文遠、俺は…俺の本当の気持ちは……」




『お前の愛=俺の愛』だ…と言わずとも、

文遠ならわかってくれていると思う…。








わー…砂吐くぐらい甘ッ!!!(爆)
まぁ、たまには甘いのもと思いまして。
文遠が役得な拍手ばかりな気がするのは、多分気のせいです。(笑)

陳宮は基本腹黒ですので、心の中で無駄に毒づいてます。(ええ)



Happy endな遼呂に、良ければ一言メッセージを!



ついでに一言あればどうぞ。管理人にエボリューション攻撃かまして下さい(拍手だけでも送れますよー)

あと1000文字。