ある寒い日、SOS団部室にて
キョン>寒いのは分かるがコタツの時期にはまだ速すぎるんじゃないのか
ハルヒ>いいからあんたも入りなさいよ、あったかいわよ
キョン>たしかにあったかいがなんで鍋まで出してるんだ。しかも2つ
ハルヒ>ふふん、こっちがしょっつる鍋でこっちがきりたんぽ鍋よ
キョン>そういえば俺が小耳に挟んだ情報だとタムGは秋田出身とか言ってたな
ハルヒ>わざわざハタハタと比内地鶏ときりたんぽと鍋のベースまで用意したんだから
キョン>そりゃご苦労だったな・・・・なあ、味見していいか?
ハルヒ>このさいばしでならいいけど
ハルヒ>じゃあこのきりたんぽを・・・少し大きいかな・・・これならいいか・・・熱そうだから冷まして・・・よし・・・・・・ほら口あけて
キョン>ちょっと待て、なんで俺がおまえに食べさしてもらわなきゃいけないんだ
ハルヒ>じゃあいらないのね、そしたらこのきりたんぽはあたしが食べるけど
キョン>うう・・・分かったよ、ただしどっかのリアクション芸人みたいに鼻とかに付けるなよ
ハルヒ>そんなことしないわよ、はいあ〜ん
キョン>(絶対遊ばれてる気がする)はいはい
ハルヒ>どう、おいしい?
キョン>スープの濃さもちょうどいいしきりたんぽにもしっかり染み込んでてうまいぞ
ハルヒ>じゃあ今度はこっちのしょっつる鍋のハタハタね、はいあ〜・・・
ドア>ガチャ・・・・・・バタン
ハルヒ>・・・・・・・
キョン>こら待て古泉、せめてなんか言ってから行け!
古泉>いえ、お二人ともとても仲むつまじかったものでしたからこれは邪魔をしていけないと思いまして
キョン>そういう気遣いはいらん、あれ、長門に朝比奈さんもいっしょだったんですか?
長門>・・・・・・
朝比奈>涼宮さんたのまれた飲み物とかの買出しをしてきたところなんです。そういえば後で鶴屋さんも来るって言ってました。
キョン>そうですか、とりあえずコタツであったまりましょうか

こうしてSOS団+鶴屋さんによるSOS団鍋大会in秋田はめでたく開かれたのだが鶴屋さんが『やっぱ秋田といえばこれだよねっ』と言って持ち込んだ地酒のせいで後半はここが学校でありながら酒乱会と化していた。



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